10日で受かる! 乙種第4類危険物取扱者すい~っと合格(増補改訂版) | 本山健次郎
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工業高校で乙種第4類受験指導にあたる著者が、試験問題の傾向を徹底分析して導き出した、合格虎の巻です。合格のために最低限覚えておくべき項目を丸暗記ポイントとしてまとめました。本誌より切り取って携帯できる暗記ノートが付いているので、暗記が得意な人はそれを覚えるだけで合格ラインに到達できます。また、図解の説明を読むことで、初学者にも分かりやすく記憶に定着しやすく工夫しました。
このような方におすすめ
- 乙種第4類危険物取扱者受験者
主要目次
第1章 危険物の性質と消火
第2章 基礎物理・化学
第3章 危険物の関連法令1 資格と制度
第4章 危険物の関連法令2 技術基準
第5章 繰り返し出る問題だけを厳選!「必須問題130選」
第6章 実力アップ「模擬テスト」
どんなもの?
危険物取扱者には甲種と乙種があり,乙種はさらに6つの区分に分かれている.本書はそのうち第4類である「引火性液体等」の試験対策にフォーカスして書かれたものである.250ページを超え,厚みも2cm弱とかなり厚くて尻込みしたものの,物理基礎・化学基礎を高校の範囲できちんと履修した人であれば,3章・4章の関連法令を知ること・1章の基礎知識を何度も読んで叩き込むことをこなせば,一週間と経たず対策が済む構成になっている.
先行事例と比べてどこがすごい?
色使いやイラストにきちんと力を入れている.ページあたりに詰め込みすぎていないのでサクサクと進めている感覚が味わえる.10日で終える!と宣言したとおり,模擬試験まで含めて10章できちんとまとめている.
また,丸暗記ノートというツールも付録として与えられている.紙版ははもとより,アプリとしても配信されているようだ.
技術や手法のキモはどこ?
最低限憶えなければならない基礎知識を一日目に持ってきて頑張らせるが,二日目以降は一気に負担が軽くなる.また,わからないことがあれば一章に戻ってくればすべてわかるようになっている.
議論はある?
試験突破のため,記憶定着のために多少の厳密性が犠牲になっている部分がある.学術書ではないのでその辺りの記述は適宜自分で補う必要がありそう.
次に読むべき書籍は?
N/A